老年症候群とは?




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加齢による衰えに伴って現れる身体的・精神的諸症状・疾患の総称を老年症候群という。

 簡単に言ってしまえば高齢者は薬害にあいやすいから薬物量というのは非常に量を少なくであるとか、微調節が大事なんだというそういう内容になる。その背景には高齢者の場合には薬力学、要するに薬の作用が強く効いたりだとかあとは薬物動態、血中濃度が高くなりやすい。そういうような背景が、どのようなものがあるかということを知っていただいて、背景を知っていただくとこれから使ったことない薬が出たときにもどうやって代謝されるのか、排泄されるのか薬の特性を良く知ることで、薬の副作用ということを未然に防げる。そういう可能性もあるという様に考えている。今回の話の中では、老年症候群という観念があるがそういうところから見た薬物療法の視点とはどういうことなのかということをこの中で話す。こういうことを意識して話を聞いてください。
 薬害にあいやすい背景には今回は薬物動態、薬力学とは作用のことを言うが、動態というのは血中濃度をいう。血中濃度がどうして加齢によって動きやすいのか、これも薬でみんな一つひとつ違う。すべてが当てはまるわけではない。一つひとつによって違うんだけれども、どういう背景があるのか、薬というのは吸収相だとか、分布相、代謝相、排泄相と大きく、飲んだ薬は4つの段階に分けられる。それぞれの段階でどういうような高齢になってくると変化起きてくるのかというのを理解していただく。
 もう一つは高齢者特有だがアドヒアランス、コンプライアンスとよく言ってたが最近は服薬、ちゃんと遵守して飲めるかというアドヒアランスと最近は言う。アドヒアランスを良くする方法、要するに飲み忘れだとか飲まなかったり、そこを良くする方法としてどんなものが実際に現場ではされているのか。それと高齢者の薬物有害作用を少なくするために、結局こういうような話から心がけることを最後にまとめます。
 それとこの薬の添付文章とかインタビューフォームと言うのはもっと細かい、動物実験のデータであるとか薬の特性、添付文章と言うのは薬を買うと大体1箱100錠薬局には届くが、その中には添付文章が入っている。添付文章の中には大まかな説明が書いてある。インタビューフォームと言うのはもっとその数十倍ぐらいの情報量が入っている。そういうようなものを入手する方法もある。要するにこれは薬の取扱説明書。でも意外と医者はこれを見ない。なんとなく経験でやってしまっている。経験と言うより上の先生から言われてそれをやる。上の先生から言われたから研修医はその通りやっているが、「先生これ教科書と違うような気がするんですけど」と言うと、「俺の言ってることが信じられないのか」と言って怒られたこともある。そういうようなところもある。医者の世界は。結局は添付文章と言うのは取説であるからこれを抜きにしては治療というのはできないと思う。
 高齢者の定義は65歳以上。後期高齢者、これは保険上のものだが75歳以上が後期高齢者。前期と後期分けるのは、後期になると段々介護度が上がってくる。高齢化率は11年には23%。21%を超えると超高齢社会と呼ぶが日本は超高齢社会になっている。ADLの低下と言うのが、0%だともうまったく動けないということ、100%が普通に生活できる人だが65歳を越えたころからADL、自立度が段々段々落ちてくる。75歳を過ぎると自立度の低下というのが加速する。こういうようなことで後期高齢者と言うのは75歳に定められている。
 先ほど最初に老年症候群と言うような話しをしたが、加齢による衰えに伴って現れる身体的・精神的な諸症状・疾患の総称で、これら一連の症状・疾患は治療と同時に介護・ケアが重要になる。結局は認知症、嚥下性肺炎、鬱、パーキンソン病であるとか骨粗鬆症。こういうのは単独ではなくて複雑に絡んできてる。そういうような観点から、後で具体的な話をする。
 老年症候群、今言ったような誤嚥性肺炎であるとか、転倒による骨折であるとか、骨粗鬆症、褥瘡、欝であるとかせん妄であるとか、こういうのは75歳、後期高齢者になると一気にもってる人の割合は増えてくる。75から80その辺から一気に増えてくる。その背景には臓器の予備能の低下と言うのがある。例えば普通元気な人だったら肺炎を起こしても風邪を引いても心不全を起こさない。ところが高齢になると心臓の予備能というのが段々少なくなってきて、そういうような身体の変化に心臓がついてこれなくなると、肺炎を起こしたら心不全になってしまった、そういうことも起きてくる。
 あとは感覚器機能の低下、これは聴力の低下でもあるし、視力の低下でもある。そういうのは薬がうまく飲めなくなってくる。運動器期能の低下もそうである。認知機能の低下で病識の欠如であるとか薬の飲み忘れであるとか。恒常性がなかなか維持できなくてすぐに何か変化が起きるとそれについていけなくなって、夜間せん妄を起こしたりとか環境変化にも順応に対応できないとか。あとは社会的な背景なんかもその人の病気であるとか予後に影響する。こういうのが高齢者の特徴である。


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