高カルシウム血症の患者(症例1)




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ビタミンD製剤を中止しても下がらないのでみてみるとビタミンD入りのウエハースを食べていた。これは認知機能の低下によって病識が欠如したため起きたと考えられる。

 これは1月23日に腰椎圧迫骨折で整形外科に入院になり、症状安定後に回復期病棟になった。回復リハ病棟で3ヶ月間いたが、もうそろそろだという退院って時に、4月15日食思不振食べれなくなってきた。主治医が採血したら腎機能が急激に悪くなっていた。普段0.9だったのに2.9になっていた。ということでこちらのほうにコンサルトがあった。その時のデータがこのような感じ。薬の副作用がどうかと見てみたときに、ビタミンD、この辺はどうかということで一応カルシウムの値を見てみたら12ということで、正常値が10以下というところが12ということでカルシウムの血中濃度が高くなっていた。これを起こすと、高カルシウム血症を起こすと尿崩症、腎機能が悪くなることがある。先ほどカリウムの値も低かった。ということで高カルシウム血症による食思不振と判断して、とりあえず高齢者なのでアルファカルシドールというビタミンD製剤を中止してちょっと様子を見ましょうと22日から様子を見ていたが、一向に下がってこない。おかしいなと思ってある時患者さんの枕元に行ったら、この「骨にカルシウムプラス」というおせんべいというかこれがおいてあった。これはご主人が骨粗鬆症で腰椎の骨折を起こして整形の先生から、こういう骨折を起こさないようにカルシウムをしっかり摂ったほうがいいよと説明を受けてこのお菓子をずっと食べ続けていた。要するに薬をやめてご主人にこの話をしたがこれが悪さをするとは思っていなかった。このご夫婦はどちらとも少し認知機能が低下している問題もあり、少し病識が欠如していたというのもある。看護師さんもこういうものをまさか食べているとは思わなかったということで、結局この差し入れが原因でカルシウムもさることながらビタミンDもたくさん入っているという、結局ビタミンDをやめたけれどもこの中にビタミンDがたくさん入っているから、これが原因だったというこのようなことが日常の中で起きている。
 結局はこれは健康な人はビタミンDを飲んだくらいでは高カルシウム血症にはならない。これは恒常性機能が落ちているからこういうことが起きる。このビタミンDの入ったウエハースを食べてたというのは認知機能の低下でご主人とご本人の病識の欠如というのは背景にあると思っている。


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