認知症の告知



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早期の受診によって家族関係を保つこと。 もともと僕が認知症の外来を始めたときは、来られる患者さんがすべて重度の方だったんですね。だから来られたときには、市民の認知症の概念っていうと重度からでないと認知症だと思ってないわけですよね。だからそれをやはり悪いイメージでしかとらえてないんで、だからそれを直接告知するっていうのはかなり難しいんです。だからある程度ご家族も認知症ってことが分かったりとか、細かい説明をしてようやく告知ができる。かなり直接いうとショックなんで。だからその辺はかなり配慮しなければならないんですけれども。最近では、認知症の啓発が進むにつれて、かなり認知症という概念がくずれてきてます。だから重度でないと認知症ってことが、もう中等度でも軽度でも、もしくはMCI、もっと軽度でも、認知症っていう概念が少し市民に広まってますのでその点では、最近では重度の方がむしろ初診で来られるってのは少なってきている。で、軽度の人、もっと前の人はこう来られるようになってますね。その点では、告知っていう部分ではだいぶこちらが気を遣わなくても、アルツハイマーですよ、と初診のときから言う場合もありますね。ただ、少し中等度と重度でしたら少しご家族にもわかっていただいて、知識をつけていただいたときの段階で告知することも多いですけどね。軽度の場合ですとまだいいんですけど、要するに家族関係の話なんですよね。家族は認知症の方と一緒に住んでますけども、認知症だと思ってない。ただ、住んでると、認知症だということが分かってきて、そうすると、こんだけ一生懸命やってるのに分かってくれないとか、家族ではギリギリ家で見ようとしますよね。入院なんかとんでもない、という思いの人もいますし。そうすると、もうギリギリになったとこで今度初診をして、病因を訪れて、すぐに家で見れないからここで入院になりますよね。もっと前の段階で家族関係が崩れないうちに受診していただければ、軽度のうちから脱館されよう、みたいな形で。軽いBPSDというか、軽い色んな問題があったときに、それを受け入れるようになれば、徐々に徐々に家族は分かってくるんで、そうすると、少し悪くなったところで家族はわりと受け入れられるんですよね。で、ずっと家族関係が良いままでいきますので、それであんまり極端なBPSDがでなくなってですね。そーゆーことが今外来で起こってて、だから今BPSDであんまり、家族はそういう認知症のことを初期のころから分かってると、わりとBPSDの概念なんかもしっかり把握されてまして、こういうことがあればある程度のお薬も効くということももうお話ししてありますので、なにか変化が起こった場合は必ず早く受診されるようになりますし。例えなにかがあっても短期間の入院で済むようになってますし、それは認知症の方と家族の方の関係が悪くないんで、家族関係が崩壊してないんで、すみやかに退院ってことになりますよね。それがトラウマになってしまうと、たとえ重度の人で入っても、もうここまでやったんだから大丈夫というか、たとえこれがBPSD、例えば幻覚とか妄想が家で起きてたことが病院で治療されてかなり良くなったとしても、もう戻れないんですよね。またこんなことになったらどうしようということで、そういう家族関係を崩壊させないまでの受診が認知症では必要かなと思いますね。


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