認知症の診断と早期発見の利点

認知症の診断は三本柱
認知症の診断は「問診票」「画像診断」「心理検査」の三本柱です。

問診票ではいつ頃から症状が出たか、物忘れはあるかといった詳細な問診を聞きます。

画像診断では脳の状態を調べます。認知症の原因は様々なので、例えば脳梗塞ではないか、脳出血していないかなどを調べます。

心理検査では注意力はどの程度あるか、昔のことは覚えているかなどの質問を行って物忘れの状況を分析します。

認知症のことを「重度になってからが認知症である」と誤解している人もいますが、そんなことはありません。中度、軽度であっても認知症です。 当然ながら診断は早ければ早いほど良いです。重度よりも中度、中度よりも軽度の時に診断を受けたほうが効果的な対応が期待できます。

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特集2-1
初期の受診は家族関係を守る
特集2-2
症状が軽度の初期に診断を受けた場合、症状が進行する前に家族が認知症の知識を得る時間が十分にあります。あらかじめ認知症について知っていれば、症状が進行した場合に落ち着いて対処することが可能ですし、 症状の進行を受け入れて良好なままの家族関係を維持しやすくなります。
良好な家族関係を維持している場合、極端な BPSD(行動・心理症状) が発生しづらなります。入院する必要性が出てきた場合も、短期で退院できる可能性が高くなります。

初期に診断を受けることは本人にとっても、家族にとっても大切です。


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治療可能な認知症の存在
認知症の中には治療可能なものも存在します。

正常圧水頭症は認知症を引き起こす原因の一つですが、脳細胞は死んでおらず、早期であれば治療が可能です。 ただし治療が遅れた場合には、他の認知症同様完治が不可能になってしまいます。


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特集2-3